2014年6月30日月曜日

JORDAN 191 ~完了、研ぎ出し。~


いやぁハハ、皆さんお久しぶりです!!



前回の記事から随分間隔が開いちゃいましたが、それには深い深い理由が・・・・。




そうです


毎晩毎晩・・・。


毎晩毎晩・・・・・・・。


毎晩毎晩・・・・・・・・・・・。




なんでワールドカップの開始時間が1:00と5:00なんだヨ!!!





いやぁ、連日コーフンしながら見てます。



お陰で日中眠い眠い・・・(シゴトシロヨ!)

もちろん昼休みは爆睡状態の体たらく。



当然模型の進みは1/10(当社比)となるのでした。(ォィ!)



ほんっと日本代表は残念でした。
率直に、世界の壁は厚かったデスネ。

となれば、やっぱり開催国のブラジルにテッペン取って欲しいなぁと・・・。





んで。

件のJORDAN191ですが、今こんな感じです。



やっとこさウレタンクリア→研ぎ出しまで終わりましたっ!





どのパーツもガッツリ映りこむまで磨き上げましたよぉ・・・・。

ペプシとか、Usen440・日清製粉など日本GPのみのスポットスポンサーなど、苦労して作った
オリジナルデカールもいい感じです。(^^)/~

結局アルプスプリンタで作った白文字部デカール(Usen440やISMOBAN、NISSHIN SEIFUNなど
など・・・)の部分は白が透けないように2重印刷したものを採用したんですが、印刷時にカスレが
出てしまった部分はエナメル白でタッチアップしてあげれば良いことが判りました。
クリア掛けすることでほとんど目立たなくなるようです。



それにしても、90年代前半の、どちらかといえば素朴なデザインのJORDAN 191でも、通常の
車モデルと比べてパーツが多いので研ぎ出しは大変でした。
まぁ2010年頃のゴテゴテしたウィングレットだのボーダーナントカだのがガッツリ入ったものに比
べればまだまだ全然作りやすいんですが。


そうそう、カウル上面の黄緑色の部分は、塗り分けるか付属デカールにするか迷ったんですが、
今回デカールをチョイス!
結果としてはこっちで良かったようです。






うーん、この映り込みを肴にワインが飲めるなw



研ぎ出しって正直自分の中ではかなり苦痛な作業なんですけど、磨き上げたあとの映り込み
を見た瞬間、なんかパない報われた感があるんですよねぇ・・・・。


こう、険しい山を登り切って、山頂から下界を見渡した気持ち?
達成感と切なさとが、ない交ぜになったような・・・。

車やバイクって、研ぎ出しが終わるとひと山越えた感がありますよネ。
あとは下山、みたいな。




さてさて、備忘録として今回の研ぎ出しに使ったものを書いときます。

1) クリアー層は、フィニッシャーズのウレタンクリアーGP1。ウレタンシンナーで10%希釈。
2) 乾燥後、KOVAXのスーパーアシレックス1300番で面出し。下地を出さないようそこそこに。
3) さらにウレタンクリアーを塗装して乾燥。
4) 再度1300番で面出し。これでデカールの段差を完全に消せました。
5) バフレックス2000番と3000番でポリッシング前の塗装面肌調整研磨。
6) 3Mのハード1L(粗目の粒子)でポリッシング。肉眼で傷が見えないところまで持って行きます。
7) 2Mのハード2L(細目の粒子)でより輝きを目指してFinish!!! お疲れサマー(;_;)/~


だいたい6)の粗目のコンパウンドで磨くと深い傷が見つかるので、5のバフレックスと6のポリッシングを交互に繰り返して傷を消すという地味な作業をしています。



というわけで、あとは完成へ向けてピッチを上げていきたいと思います!(サッカーも終わるしネ!)








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2014年6月10日火曜日

Illustratorから直接シルエットカメオを使う方法


こんばんは! ルーです。


B191の方は、土日の使える時間でウレタンクリア掛け→絶賛研ぎ出し中なんですが、特にお見せするような派手な絵はなく・・・・。

ひたすら、ただひたすらバフレックスで磨き続け、平面出しをするという大変に地味な作業を続けております。


研ぎ出しもまだまだ道半ばな状態なんですが、気分転換に小ネタを。


とはいえ、書いてみたら非常に長文になってしまったので、タイトル通りIllustratorからシルエットカメオを直接操作することに興味のない方は、こちらのボタンを押してからお引き取り下さいw


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・・・・・・・・・・・



・・・・・・・



・・・



さぁ。


もう大丈夫ですね?


知りたい人だけ残ってますよね?w


よーしよーし(@^^)/~~~





個人で買えるカッティングマシンといえば、ローランドの「ステカ」かグラフテックの「シルエットカメオ」が双璧と言えるかと思います。


 シルエットカメオの方はもともと「クラフトロボ」という名前で製品展開していましたが、新機種を発表した際、世界的に「シルエットカメオ」に統一されたようです。
ただ、日本向けとしてはホームページが「http://silhouettejapan.jp/」と「http://craftrobo.jp/」の2つあり、それぞれ位置づけが微妙に違うなど、まだちょっと混乱しているような・・・。




話を戻して、クラフトロボからシルエットカメオになった際、細かくブラッシュアップはされたものの、一番大きく変わったのがドローイング&カッティングソフトの扱いでした。

クラフトロボでは、「ROBO Master」という専用ソフトと「Cutting Master2」というIllustratorのプラグイン両方が標準添付されていたんですが、シルエットカメオでは「Silhouette Studio」という新しい専用ソフトだけの供給となってしまい、Illustratorから直接制御できなくなってしまったんですネ。



そのため、ヤフオク等では旧クラフトロボがプレ値で取引される事態に至り、シルエットカメオ不要論が囁かれるようになったのです。(個人的に。)




やっぱステカかなぁどうしよっかなぁ・・・と悩んでたんですが、シルエットカメオユーザーの有志により、直接Illustratorからの制御に成功した!というブログ記事を発見したのでシルエットカメオを購入したのが今年の頭。


 ただ、実際に試してみると、皆さん試行錯誤された結果をブログで報告されていたため、複数のサイトにまたがって情報を集めたり、不要な手順を省いたりしないとなかなか成功できない状態でした。
 少なくとも完全版!という記事を見たことがなかったので、この際備忘録として纏めておこうと思います。


自分の動作確認環境は以下の通り。
  Windows8.1 (64bit)
    Adobe Illustrator CC


方法その1
 ・SILHOUETTE CONNECTを購入する

  いやぁ、ぶっちゃけこれが正攻法だと思うんですが、シルエットカメオ用のIllustrator &
  Corel DRAW プラグインがUSのサイトで$39.99で売ってるので買える方は是非ポチって
  ください。
  そして買われた方、使い勝手を教えてくださいっ!(^^;
  なんで日本で売らないんだろう・・・。


方法その2
 ・クラフトロボ用のCutting Master2を流用する

  今回メインで説明するのはこちら。方法その1と違いロハでできる方法です。

 1) ドライバのインストール
  クラフトロボのドライバを入れなくてもいいようです。シルエットカメオ用のドライバを
  以下のサイトから落とし、インストール手順に従ってインストールします。
       http://silhouettejapan.jp/dl/driver/ver1.30.html

  ※2014/6/9時点ではVer.1.30が最新です

 2) Cutting Master2 for Claft ROBO のインストール
  以下のサイトからCutting Master2 for CraftROBOのVer.1.94をダウンロードし、
  インストールします。

       http://downloads.graphtecgb.co.uk/support/
     
   「Cutting Master 2 v1.94 (Adobe Illustrator & Corel Draw Plugin) for CraftROBO Windows」
      の右にあるボタンをクリック。CM2_ROBO_V194.zipがダウンロードされるので、解凍してAutorun.exeを実行。
   基本的に次へ・・・を繰り返せばOK。

 3) Illustratorの起動
   Illustratorを起動し、ファイル→新規で新しいファイルを作成し、適当にカットさせたい文字や
   図形を書きます。(テスト用なので、何でも良いです)

 4) Cutting Master2の起動
  Illustratorのファイル→Cutting Master Robo 2→カット・プロット...を選択します。
  これが表示されない場合は Cutting Master2がきちんとインストールできていません。
 
  4-1) デバイス設定の変更画面が表示されるので、「CraftROBO cc300-20」を選択して「次へ」。


 4-2) デバイス設定名は適当に、「シルエットカメオ」とでもしておきましょう。



 4-3) ポートは「PORTPROMPT:」を選択して「完了」。※ここミソです!


 4-4) ひとまず、デバイス設定から「テストカット」を選んでみましょう。
    シルエットカメオ本体に用紙を予め読み込ませておくのを忘れないように。
        ・カッティングシートなら「ダイシナシ」
        ・A4の普通紙などの場合はカッティング用台紙に貼り付けて「ダイシアリ」


 4-5) 「カットの準備が出来ました~」の画面が出たら「OK」を押します。

    これで無事にカットが始まった方、おめでとうございます!
    エラーログが出た方、残念でした~(^^;



  5) Illustratorからの印刷
  カット・プロットのダイアログの方で、下のように真ん中の「レイヤリング」を選択し、以下を
  参考に設定してから「送信」を押せばカットが開始されます。

  
  設定のポイントだけ説明します。

 ・「速度」は、遅ければ遅いほど正確にカッティングしてくれます。なので、最遅の「1cm/s」で。
 ・「カット圧」は、紙の薄さによりますが、今回はA4普通紙だったので「5」。もっと少なくてもいい
  かも。
 ・「パス回数」は、2回にしています。一度では切れない場合があるのですが、カット圧を上げす
  ぎると紙が刃に引っかかってビビりが出てしまうので、弱~く、何度も切った方がキレイに抜
  けるようです。



 カットしたあと、見えやすいように中をピンセットで外しました。

 デカールの場合、台紙まで切ってしまうとバラバラになってしまうので、カット圧と回数を調節して
 ちょうど上のデカール部分だけ切れるようにしてみてください。


 みなさまのカッティングマシンライフ?のお役に立てば幸いです!!(^_-)-☆





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2014年6月1日日曜日

JORDAN 191 ~自作デカール、新技で解決しました(^^)~


こんにちはっ! ルーです。

JORDAN 191、自作デカールを貼ったんだけどかなりイケてない~! というのが前回の「JORDAN 191 ~自作デカールに問題アリ!~」でした。



どこが問題かというと、




  ・青の部分、5回もシアンを重ねて印刷したので色ムラが出る
  ・PEPSIの文字、白を重ねたんですが、剥がれてところどころマダラになる
  ・これも重ね印刷の弊害なんですが、文字のエッジがヨレヨレになる


です。

ショックでしたが、ヘコんでられません。



ここ数日試行錯誤を重ねた結果・・・・・・。


結果から言うと、なんとかなりましたっ!!(@^^)/~~~





どーでしょ?

前回の不具合はすべて解消されています。



MDプリンタだけではどーやっても満足のいく結果が得られなかったんで、ちょっと面白い方法を考え付きました。



それは、ルーが考案したMDプリンタとカッティングマシンの併用技、名付けて

ルーエカ法(PATPEND)」(ぉぃ!既出でしたらスミマセン・・・。)




どういうことかと言いますと、MDプリンタ用のIllustratorのデータを流用してカッティングマシン(シルエットカメオ)に渡し、ホワイトデカールを切り抜いたものとMDプリンタで作ったデカールを併用することにより、MDプリンタの弱点を克服しようというものです。





順を追って説明します。

MDプリンタでは苦手な、大きな面積や白黒以外の印刷のものは、極力シルエットカメオに渡します。

詳細な設定についてはメンドクサイんで端折ります。皆さん興味ないですよね?w
リクエストがあれば別記事に上げたいと思いますが・・・。



で、ホワイトデカールを用意します。
今回はファインモールドのA4サイズのホワイトデカールを使いました。





カットすると・・・・。
見えづらいんですが、しっかり切れてます。




で、ここがミソなんですが、余白をつけて切り出したデカールに、好きな色を吹き付けます!



準備はここまで。
さっそく貼っていきましょう。


まずは白。
今回、フチとPEPSIの部分を残すので白デカールを貼ってます。
白を出さないなら必要ありません。

切れ目の部分がヨレヨレですが、上からブルーのデカールを貼るので気にしません(^^;



で、その上からブルーのデカールを重ね貼り。
白く抜くところはデカールを水につけたところで外れるので、ずれを修正しながら丁寧に貼っていきます。

こうすることで、白も青もムラなく、ピシッとしたエッジが出せるようになります。


最後にPEPSIの中身を、MDプリンタで印刷したものを貼り付けます。
このPEPSI、白の下地を前提にしているので、特色ホワイトを印刷する工程を省きます。




いかがでしょう?
この方法のメリデメをまとめておきます。

メリット
 1) 広い面積の場合、MDプリンタで発生していた色ムラが発生しない
 2) 同様に、MDプリンタのリボンが重なる部分の線が見えない
 3) 好きな色で塗装できるので、MDプリンタが苦手としている中間色やグレーなども、網目模様が
   発生しない
 4) MDプリンタのインクリボンの消費を著しく抑えることができる


デメリット
 1) カッティングマシンを購入する必要あり
 2) あまりサイズの小さいものはキレイに抜けないのでMDプリンタで。
 3) ホワイトデカールを別途用意する必要がある


くらいでしょうか。

IllustratorやInkscape等、ベクタ画像ソフトが使えるようになっていることが前提です。
Illustratorの場合、設定してやることでMDプリンタとシルエットカメオ両方を直接扱えるので便利ですよ~(^_-)-☆



メリットがいっぱいあるんですが、特に強調したいのは、この方法だとMDプリンタのリボン消費が格段に抑えられるんです。
MDプリンタで重ね印刷を繰り返してるとガンガンインクリボンがなくなっていくんですが、それはまるで命を削られていくよう・・・w


このルーエカ法w、他にもマスキングシートの切り出しとか、網目の出ないグラデデカールとか、ちょっと考えただけでたくさん応用が効きそうです。




次はクリアー掛け&研ぎ出しですね。
まだまだ気は抜けませんが、なんとか峠を越えられたような?



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